車で回るセントマイケルズ・レイライン(3)グリニッジは西半球と東半球の境界


初日の宿はシェイクスピアの街ストラトフォード・アポン・エイボンですが、ロンドンを離れる前にまずはグリニッチ天文台を見ていくことにしました。ロンドン市内の見どころはこれまでにだいたい回っているけれど、中心部から少し離れたグリニッチには行ったことがなかったので、世界標準時の子午線が通過する経度ゼロという場所に立ってみたかったのです。世界標準時の子午線は「グリニッジ子午線」とも呼ばれ、この周辺はグリニッジ天文台も含めたマリタイム・グリニッジ(海事都市グリニッジ)として世界遺産にも指定されています。ただし!この日はクリスマス。天文台は開いていません。仕方なく外からのみの見学です。よって、敷地内に引かれている子午線をまたいで左右の足を西半球と東半球に置くという、やれていればいろんな人に自慢できたであろう一生ものの体験はできず、残念!「もしかしたら、線がどの辺にどっち向きにあるかくらいは外から見えるかもしれない」というかすかな期待も虚しく、何もみえません。もちろん、子午線は地面に描かれていないだけで建物の外にもずっと伸びている訳で「地図上でみれば果てしなく経度ゼロの近くに立った」ということで、自分を納得させたのでした。まあ、経度ゼロに関していえば、イギリスだけじゃなく、フランス、スペイン、アフリカなんかも通過している訳ですが…。

建物の上部に見える赤いタイムボール

上の建物の上部に見える赤い玉は報時球(タイムボール)。昔からこれを落下させて正確な時を知らせていたわけですね。今も毎日午後12:45になると上に上がっていって、13:00には数秒かけて落ちてくるそうです。NYのタイムズスクエアでカウントダウンの時に落ちてくるボールと同じコンセプトですね。もちろんこちらが本家です。

世界標準時を示す24時間時計

午前10時のはずなのに5時?
世界標準時を示す24時間時計です。
見慣れるのに時間がかかりそうですね。

グリニッジ天文台のプラネタリウム

これは最新式のプレネタリウムなのだとか。
という感じで、外からみる観光はこのへんが限度でした。
建物の周りをぐるっと回るだけなので、あっという間に終わります。

この後はストラトフォード・アポン・エイヴォンまで約2時間のドライブでしたが、アメリカで左ハンドルのATに慣れているため、右ハンドルのMTに慣れるまでにはややしばらく時間がかかりました。おまけに、イギリスには「ラウンド・アバウト」と呼ばれる、要するにロータリーがやたらと多く、曲がり方にもコツがいるのです。最初のうちはエンストしそうになったり、対向車線に入っていきそうになったりで、隣でかなりハラハラしました。でも、ドライバーはアメリカよりはるかに礼儀正しく、道を譲れば日本のようにちゃんと手を上げてお礼を言ってくれるのです。ジェントルマンの国ですから。これはアメリカ、特にニューヨークなどでは考えられません。あちらでは、道を譲るどころがゴリゴリ割り込んでナンボの世界ですから。

それと、ハイウェーのサービスエリアにはマークス&スペンサーなんかが入っていて、グローサリーがかなり充実していました。仕事帰りに寄って、普通に夕飯のお買い物をして帰れる感じです。聞くところによると、ほとんどのサービスエリアにはシャワーまであるとか。イギリス、なかなかやるなぁ。

マークス&スペンサーのストアフロント

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