ストーンヘンジのブルーストーンにはドラゴンパワーが宿っている?


世界的に有名なイギリスの古代遺跡ストーンヘンジは、白っぽい巨大なサラセン石を使ったストーンサークルでおなじみですが、その内側にはもう少し小さめの青石(ブルーストーン)を使ったサークルも配置されていて、この石が特別なパワーを秘めていると考えられています。

現存するストーンヘンジの石柱

ブルーストーンの石柱は、今ではわずかしか残っていませんが、当初は80個以上並べらていたと考えられています。驚くのは、これらの石がストーンヘンジから240kmも離れたウェールズのプレセリ山地から運ばれてきたという点。世界でもプレセリ山地でしか産出されないもので、最近では切り出した採石場まで特定されているのです。日本でいえば、縄文時代に長野県の松本あたりから東京まで運んでくるようなものですね。サラセン石は、ストーンヘンジの周辺数十km内で供給できるのに、サラセン石より小さいとはいえ1個2〜7トンもある重い巨石を大量にどうしてわざわざそんなに遠くから運んできたのか?多くの人は、ブルーストーンに何か特別のパワーがあるためだと考えています。実際、この希少な「プレセリブルーストーン」は、癒し、浄化、魂の強化など様々な力を持つパワーストーンとして、今もジュエリーなどにして世界中で販売されています。

ウェールズの国旗
ウェールズの国旗

この石は、地質学的にみると約4億8000万年前に起きた火山活動でできたものといわれますが、プレセリの丘に関しては、古いアーサー王の伝説が残っていて、昔から「プレセリブルーストーンには魔法使いマーリンやドラゴンのエネルギーが宿っている」と伝えられてきました。ウェールズにはドラゴン伝説があり、ウェールズのドラゴンは、火、地、風、水という4つのエレメントを自由に操る聖獣だといわれています。マーリンは、ドラゴンとコミュニケートできたため、ドラゴンから知恵や力を授かったという話。ウェールズはイギリスを構成する4つの国の一つですが、ケルト系が多く、南のイングランドよりもはるかに長い歴史を持ち、国旗にも赤いドラゴンが入っています。

ドラゴンは、中国や日本の「龍」、中南米の「羽のある蛇」などの伝説にも通じるものがあり、超古代には超自然的なパワーを持った翼のある爬虫類的なものが存在したという言い伝えやそう信じられていた痕跡が世界中でみられます。そして、そうした場所は巨石遺跡と関係しているケースが多いようです。近年は、ドラゴンにあたる存在が宇宙人だったと考える人たちもいますが、宇宙人でなくても、例えばアトランティスのような非常に進んだ超古代文明がかつてあったとして、その生き残りなどが飛行機のようなもので移動しているところを昔の未開文明の人々が見たとすれば、「羽のはえた蛇」や「飛ぶ巨大トカゲ」といった言葉で表現したかもしれません。飛行機は、人間や四つ足動物のように歩くことはなく、体を低くしたまま(車輪などで)地を這うか、空を飛ぶだけですから。私たちは、同時代に生きる人類がみな同じような文明レベルにあると思い込みがちですが、現代でも地球には人を乗せて宇宙船を月まで飛ばすことのできる文明やアマゾンの奥地で縄文人のように生きている原住民などが共存しています。今はインターネットなどを含むかなり高度な文明が世界の大部分に普及していますが、それを知らない人たちもまだ存在する。そして、もしも地球的規模の大災害などが起こり先進文明の方が突然消滅すれば、人類はその文明の残像や知恵のかけらを基にまた少しずつ文明を発展させていかなければならなくなります。ホピやマヤなどのいい伝えでは、この世界は何度かそういう劇的な変化を体験したといわれています。

ストーンヘンジを築いた時代の人々は、なんらかの方法でブルーストーンの存在とパワーを知っていて、どんなにたいへんでもその石を持ってくる意味があると考えたのかもしれません。近年のBBCの報道では、ヒーリング効果のあるブルーストーンを使っていることから「ストーンヘンジは治療のために作られた可能性が高い」とも指摘されていますが、私は、ここは異次元の世界や存在に通じるスターゲートだった(またはそう考えられていた)ような気がします。だから、祈りの場、療しの場、死者を送り出すまたは死者とコミュニケートする場などになりえたのではないか。それに、もしかしたら、マーリンのような人がドラゴン的存在の知恵を借りて、遠いところからでも重い石を楽に運んでこれる方法を見いだしていたのかもしれません。どんな空想や想像も可能なところが古代遺跡を巡る時空ウォークの楽しさです。

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